平成23年(2011)104代  震災を乗り越え、不屈の精神で突き進む


104代幕開けの3月11日、東日本大震災で大きく出鼻を挫かれ、春合宿は中止、授業開始も新勧も1ヶ月遅れになりました。そんな状況にも決して屈せず、3月18日の滋賀演奏会を成功させ、2ヶ月後の六連では各校揃って自分たちの持てる最大限のパフォーマンスを行いました。新勧期間は3日間に短縮されましたが、この年も東京文化会館で行われた定期演奏会には、最終的に33名の1年生がオンステしました。定演ではメンバーが一致団結して観客動員にも全力を尽くし、文化会館を札止めにしたことも大きな成果でした。

9月には被災地へ赴き、岩手、宮城、福島の3ヶ所でボランティア公演を行いました。この「日本という国が大きく変化した年」の中でも、104代は自分たちの方向を見失うことなく挑戦を続け、四連では高谷光信氏を招いて「方舟(木下牧子)」を演奏、同時に合同では「第九」の四楽章を高らかに歌い上げました。

定演は文字通り全力投球しました。上田真樹氏に委嘱した「終わりのない歌」を初演(指揮:高谷光信)した他、前田憲男氏をお招きして同氏の監修・ピアノで「声で遊ぶオーケストラの名曲たち」、相澤直人氏指揮による「ゆうやけの歌」を演奏、学指揮の東松寛之は「木が嵐に」を振り、前田氏ステージも指揮台に立ちました。東松の指揮デビューは送別の「さすらう若人の歌」で、六連でも見事な指導力を発揮しました。沼津演奏会の他、特ステを数多く消化したことも104代の成果に加えておきます。

2011年〈第104代〉主要演奏曲目

  • 送別
    「さすらう若人の歌」曲:グスタフ・マーラー 指揮:東松寛之
  • 六連
    「ヒメサマクエスト?~伝説の花束~」指揮:東松寛之
  • 四連
    「方舟」曲:木下牧子 指揮:高谷光信
  • 定演
    1.「木が風に」曲:大久保正義 指揮:東松寛之
    2.「声で遊ぶオーケストラの名曲たち」曲:バッハ、シューベルト、ベートーベン、モーツァルト、ロッシーニ 指揮:東松寛之
    3.「ゆうやけの歌」曲:湯山 昭 指揮:相澤直人
    4.「終わりのない歌」(委嘱初演)曲:上田真樹 指揮:高谷光信

2011年〈第104代〉学生役員・客演指揮者一覧

〈会長〉伊東一郎
〈客演指揮者〉高谷光信(四連・定演) / 相澤直人(定演)
〈ボイストレーナー〉和田ひでき
〈学生部長〉若林貴士
〈学生指揮者〉東松寛之
〈パートリーダー〉1T 加藤 翼 / 2T 山崎達也 / 1B 廣澤秀人 / 2B 望月 俊
〈内政〉遠藤裕貴・黒坂泰斗・徳増祐基
〈外政〉久保裕介・滝田直道
〈会計〉岸本元太
〈演奏会(六連)〉原田亮佑
〈演奏会(四連)〉井上 航
〈国内演奏旅行〉沖野宗一郎・佐藤彰紘
〈学内〉佐々木康陽・矢田 岳
〈OB担当〉阿部浩丈
〈記録〉内村駿介・小林雄一郎
〈編集〉櫨田拓也・高木謙太郎
〈印刷〉黒坂泰斗・大村浩史
〈ライブラリアン〉青野宏希・下り藤佑
〈DM〉田中 央
〈Web〉臼田翔太・櫨田拓也・美馬哲郎
〈MIDI〉大村浩史